うつ病の人との接し方がわからない【取り組み方法をチェック】

看護師

保健センターなどを活用

ナース

こころのケアの専門機関

うつ病は毎日がつらく感じる、もしかしたらからだの病気かもしれないというパターンから気づくことも多いです。まじめな人ほどうつ病になりやすいといわれるように、自分が辛くても周囲の人に心配をかけないように、本人は我慢してしまうからです。そのため、やっと周囲が気づいた時には、かなり進行していることも少なくありません。家族や友人、職場などの仲間などが、はじめの相談相手になるのは言うまでもありません。しかし、接し方がわからなくなってきた、ただ話を聞いてあげるだけではすまなくなってきたというと時に、どのような接し方をし、対応するのかが重要なポイントになります。相談を受ける側にとっても、どこまで踏み込んだ接し方をするべきか、家族でも悩んでしまうという人も多いです。これ以上本人を追い詰めないような上手な接し方はないか、いきなり病院にすすめるのが気が引けるというときには、こころのケアの専門機関に相談するようにします。こころのケアに関して相談可能な公的機関には、精神保健福祉センターや保健センターなどが身近な窓口として開かれています。会社などでも、看護師や保健師、産業医が窓口を設けていることも多いです。精神保健福祉センターは、都道府県および政令指定都市に各一か所しかないため、あまり身近ではないかもしれません。そのため、近くの保健センターでは少し相談しにくい時や、ほかの精神科医や専門の相談員の意見を聞きたい時などに向いています。一方、保健センターは、保健所に持ち込まれたうつ病などの相談を専門的に支援する立場です。そのため、相談したい時には保健所ではなく、保健センターに行くようにします。保健センターでは、地域の担当あるいは、精神保健担当の保健師、福祉専門職や心理専門職の資格を持っている精神保健福祉相談員が相談にのってくれる場所です。加えて、本人が外に出たがらず、うつ病そのものを否定する場合に相談すると自宅への訪問も検討してくれます。そして、自宅に近い施設や会社の中ではプライバシーが保てるか心配だという人もいます。公的機関では受診を迷っている人や治療を受けているのに経過があまりよくない人、今の病院でうつ病の治療を続けてもいいのか不安な人などが、匿名で相談することができます。医療機関では本人が来ないと話にならないというような対応がほとんどですが、保健センターなどの公的機関は家族や関係者だけでも相談可能です。問題の内容によっては、ここで直接、精神科医にも相談ができ、その後、医師の病院で治療を受けることもできます。